ラウダ社製 懸滴法表面張力測定装置 TVT 2
[懸滴法による表面/界面張力測定を少ないサンプル量と優れた高精度位置制御技術で実現!] LAUDA TVT は液体の表面張力、あるいは界面張力を懸滴法(ペンダントドロップ法)に基づいて高精度に測定する装置です。この手法は、高精度に制御され形成されたニードル先端の液滴体積を基に、空気中で形成される場合を表面張力として、また互いに混ざらない2液間(水/オイルなど)で形成される場合を界面張力として測定/評価します。液滴の形成は高度に制御された高精度モーターユニットと精密シリンジとの組み合わせで行い、極めて高い再現性と確実性を確保します。 高精度モーターユニットは低振動構造に加え、PLL制御による精密な回転数制御が行われ、数秒間から極めて長時間をかけての液滴形成において高い再現性を実現します。このような測定システムの特徴は時間依存性のある界面活性効果の評価、例えばコーティングプロセスや噴霧液滴形成、濡れ工程、あるいは乳化剤の安定性評価において威力を発揮します。
特徴
- 超精密級位置制御によるシリンジ操作
- PLL制御モーターコントロール回路搭載
- 使用するセル内溶液の状態に応じた光センサー強度自動調整機能搭載
- 長時間液滴齢サンプルの評価も可能な準静的表面張力測定モード搭載
- LAUDA恒温槽とのシンプル接続、簡単連携
- 1ml以下のサンプル量でも測定可能
アプリケーション例
- 界面活性剤を含む溶液やオイル、あるいは高粘度液体の動的表面張力測定に
- 乳化剤の拳動評価に
- 塗料、ラッカー、食品用分散剤評価に
- 穏やかな特性を持った界面活性剤の吸着反応速度論研究に
- 界面活性剤の最適濃度評価に
- 絶縁油の寿命評価に