試験表
111 型 | エリクセン試験 | ||||
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102 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | ||
134 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | ||
142-20 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
142-20 型 ベーシック | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
142-40 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
142-40 型 ベーシック | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
161 型 | FLC テスト | バルジ・テスト | |||
145-60 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
145-100 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
146-60 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
146-100 型 | エリクセン試験 | 深絞り試験 | 孔広げ試験 | FLC テスト | バルジ・テスト |
UNIMAT | 引張試験機 |
薄板成形試験機の詳細
代表的な成形試験法は、エリクセン試験法(張り出し性)や円筒深絞り試験法などがあります。

エリクセン試験(張出し性)
エリクセン試験法は世界中で最も知られた試験法で、薄板を一定のスピードでクランプし球頭パンチで押し上げ、材料に破断が生じるまでの高さをエリクセン値(IE 値)とし、多くのメーカーからの材料特性値として導入され、納入先の受入れ検査にも使用されています。

円筒深絞り試験
薄板鋼帯から円形の板(ブランク)を取り出し、絞りパンチで絞りカップ状に加工します。絞りパンチとブランク径の比率は限界絞り比と言い、薄板成形の成形可能性を評価します。この試験により、意図している成形加工に最適な材料を選択できます。

FLC 試験
中島試験やマニシアニック試験の成形限界曲線(FLC) 測定法はISO 12004に定義されています。中島試験の原理(約90% が適用)は異なった形状の半球状のテスト板で割れが発生するまでの変形が基礎となっています。この材料の特性、異なったテスト板の成型限界曲線で得られる最大到達点(割れの前)が測定されることにより、定義されるのです。

バルジ試験
近年、バルジ試験は大変注目をされています。テストサンプルをブランクホルダーと絞りダイスで押さえ、槽中にオイルを入れ下からテストサンプルを押し上げて変形させる試験法です。この試験法は、変形に摩擦の影響を受けず試験できます。
*その他モデルにより、金型交換で角頭絞り・温間絞り・潤滑試験などが可能になります。
Formability Test-Erichsen 145-60, sheet metal formability test equipment
主要産業
- 航空宇宙
- 自動車
- 防衛
- 型打ち機 金型
- 教育・研究
- エレクトロニクス
- マシナリー・製造
- 医療機器
- 鉱業・鉱物
- 石油・ガス
- 造船
- 卸売・小売
その他の製品
サプライヤー情報: エリクセン社 (Erichsen) 測定機器分野で100年以上の歴史をもつ世界のトップメーカーです。エリクセン製品はテストテクノロジーを駆使し、その正確なデータにより品質管理や材料研究に更なる可能性を提供しています。また、ドイツ国内あるいは国際基準に準じたエリクセン製品は、技術・研究分野に広く使用されています。 A.M.エリクセン氏は張出し試験の重要性に着目し、薄板と細片の品質等級を決定するための試験方法を考案しました。この試験基準(エリクセン値)は国際標準化機構(ISO)の定める国際基準となり、現在すべての工業国で採用されております。また、絶え間ない研究と実験は更なる発明につながり、ドイツのChemico技術研究所で塗装の蜜着性の評価にエリクセン値が適用され、その後、世界中の塗料産業で採用されております。 エリクセン社は様々な塗料用測定機器を開発し、材料試験機・塗料用測定器メーカーのリーデングカンパニーとして、長年の経験と豊富な知識をもとに、様々な産業に製品を供給しています。